クラシカルな喫茶店を巡る本を3冊
『懐かしい町のレトロな喫茶店』は、一軒家、蔵など、その地方ならではの昔ながらの建築を使っての喫茶店を日本全国を巡って紹介。
『TOKYO & KYOTO隠れ家喫茶店案内』塩澤幸登・著もレトロ的な、京都なら町家を改造しての喫茶店などを紹介。
『東京おさぼり喫茶』は、雑誌『散歩の達人』で紹介したクラシカルな喫茶店を網羅。
新しいカフェも気持ちいいけど、ずっと長年その街で息づいてきた喫茶店は理屈抜きで愛おしい。(山崎二郎)
『東京カフェを旅する 街と時間をめぐる57の散歩』川口葉子/発売中
2000年前の第一次東京カフェ・ブームからの「老舗」。2010年代の新しい潮流のカフェ。単なるお店紹介でなく、カウンターの向こうの店を営む人の素 顔を描いていく、むしろエッセイ。しかし、流れゆく文体が読んでいてとても心地よい。遥か50年代まで遡り、どのような東京で、喫茶店は、カフェはどのよ うな変遷を辿ったか?を記す章も読ます。いいカフェが持つ空気感は、記憶の中に消え行く性質だが、空気感を伝えるべく、今書は記録としても貴重。(山崎二 郎)