『YOSHII BUDOKAN 2010』吉井和哉/12月28日〈日本武道館〉
2月16日にリリースされるシングル「LOVE & PEACE」を始め、新曲を4曲。ビートルズの「Across The Universe」。THE YELLOW MONKEYの曲を3曲。肩の力が抜きながらもテンションがある、という難しい案配を見事に采配する。若い時、メチャカッコ良かったが、これから、違う カッコ良さを提示する期待を持った。(山崎二郎)
『矢沢洋子デビュー記念SPECIAL LIVE@Billboard LIVE TOKYO』 矢沢洋子、MAGIC PARTY(special act/12月26日〈ビルボードライブ東京〉
確かな歌唱力。バックグラウンドに注目が行ったしまいがちだが、1人のアーティストとして矢沢洋子を見た時に、真っ先に、揺るぎなく、感じること。シャ ウトが求められる激しいロック・ナンバーも、いかに情感を出せるか?がポイントのバラードも両方しっかりと表現出来る。若い時もいいが、歳を重ねることで より魅力が増すような。来年が楽しみです。
オープニング・アクトで登場したMAGIC PARTYも、素晴らしいヴォーカルの表現力を感じました。(山崎二郎)
『東京サロン/芥子の華』ラバーキャロッツ/配信中
04年に出会った、デビュー・シングル『簡単に言うと 今 池袋』は衝撃だった。高いクオリティのグルーヴ感溢れる生演奏のバックでソウルフルかつ、日本人なら、誰もが引き込まれる歌謡曲的なフレイヴァーも織り交ぜたサウンドにだ。
それがラバーキャロッツにハマる最初だった。ソングライターとヴォーカル、ギターを担当する玉手ゆういちと、ベースのGURiのユニット。当時、二人は20代前という若さでもってこのクオリティ!に二度驚いたものだった。
そして同年に名盤にして未だに聴きまくっているファースト・アルバム『悪戯スキャット』を発表。ソウル、ファンク、ジャズ、染み入るバラードと、その幅広い音楽性と、ハードボイルド感溢れる歌詞の世界の組み合わせに、更にハマりまくった。
が、残念なことに翌05年に活動休止。玉手ゆういちは07年、素晴らしいバラード・シングル『歌と星空』でソロ・デビュー。09年に、アルバム『1』を発表した。
で、今、2010年も暮れようとしている12月20日に、なんと!嬉しいことにラバーキャロッツが復活したのだ! まず、配信でリリースされたのは「東京サロン」と「芥子の華」の2曲。ともにバンド・サウンドの素晴らしいグルーヴ。
玉手は語る。「『東京サロン』の、ジャジーでファンキーでメロがポップというのは、僕が音楽を初めてから今までで一番好きなジャンルです。当時からラ バーキャロッツの鉄板サウンドとして作ってきたものを、5年経った今だから出来るオトナ・フレーヴァーを詰め込んで仕上げました。東京という小さな部屋 (サロン)に渦巻く最近の病みや闇、マネばかりの日本人の不安や不満を"なじった"歌です。こういう歌詞も自由に書いていきたいと思います。
『芥子の華』の空気感ってなんだろ? ジャズやファンクばかり聴いてた19歳くらいの時に変なアルバムに出会いました。タイトルやアーティストとか書い てないようなアルバムで。そのアルバムにはオシャレなだけじゃなく、エキゾチックなサウンドがてんこ盛りで。その時に受けた影響がでか過ぎて、マイナー・ ミドルな曲を作るようになりました。この曲調もラバーキャロッツにはかかせないサウンドです! GURiのいいところがいっぱい詰まったテイクになったと 思います」
こんなサウンドが聴きたかった、今。次なる展開が待ち遠しいです!(山崎二郎)
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