菊地成孔が参加とあって、これは見逃せない!(山崎二郎)
プ ロデューサー、ミュージシャンとしてニューヨーク・アンダーグラウンドの鼓動を伝え続けるマエストロ、キップ・ハンラハン。常にシーンの話題を集め続ける 彼が、アルバム『ビューティフル・スカーズ』の世界をブルーノート東京で披露する。今回の公演ではオラシオ・エル・ネグロ・エルナンデス、ロビー・アミー ンによるツイン・ドラム、フェルナンド・ソーンダース、ブランドン・ロス等、ハンラハン・ファミリーというべき実力派ミュージシャンに加え、菊地成孔が特 別参加。これまで『ディープ・ルンバ』や『コンジュア』など、実現したハンラハンの来日公演の中でも、『ビューティフル・スカーズ』では最大規模の壮大な セッションが行なわれる。常にワールドワイドで、コスモポリタン的なサウンドを指向してきたハンラハン。さらに熟成を加えた彼の音楽世界に、心ゆくまで浸 りたい。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/kip-hanrahan/
新作アルバム『Gold Skool』に収録されていた「声にできない English Ver.」が、日本語歌詞がつけられシングルでリリース。映画『夜明けの街で』エンディング・テーマに。(山崎二郎)
瞼を閉じて聴けば、火事や祭りの江戸景色が活き活きと映っては消えてゆくような、「火事息子」と「佃祭」。丁寧な上に確かな語りの雲助師匠ならではの味わい。息子を勘当にしたものの愛情深い両親の描写もべったりさせずに微笑ましい。
「文違い」。リレー式に騙し騙される男女たちのマヌケな噺も、女のズル可愛いいじましささに優しい眼差しを感じ取れる雲助版。
「二番煎じ」。軽い滑稽噺にすら1人1人のキャラクター造形に手抜かりがなく本格派ならでは。
ゆったりとしつつテンポを感じさせる端正な口跡が、怪談や芝居噺の時の凄みと同じ振り幅で、こちらも誠に耳に心地よい。(増井志乃)
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