これはなかったようで『YouTube』でなんでも観れる時代にはあって、必然とも言える企画。広告の粋を結集した〈資生堂〉のTV CMを61年から遡って観れるのだから。最初はシンプルな商品説明であったCM。モノクロ画面の時代にいかにカラフルなリップスティックの色感を伝えるか?に苦心しているのが伝わって来る。シンプルさからイメージCMに。スタジオから海外ロケへ。そこに魅惑的なコピーが加わる。モデル選びもより個性的に。そしてCMタイアップ・ソングの登場と、いかに進化していったかが手に取るように解るのが面白い。
しかし、今観ても「ゆれる、まなざし」のコピーで、モデルの真行寺君枝の美しさよ。そして、小椋 佳の歌。全てのマッチィングの素晴らしさよ! そして今、最新の〈資生堂〉CMはICONIQへ引き継がれた。(山崎二郎)
2010.3.13.update

