コンプリート・エディションということで、これまで単行本で掲載されなかった扉イラストや没原稿も収録。しかし、その扉を見ると特に、この後期になると大げさでなく、回を追うごとに絵のレヴェルが急激に上がって行っているのが分かる。尻切れとんぼに終わった最終回の続きをを、今、描くという試みが。当時のタッチに寄せて描くというのは、相当、作者にとってストレスであったろう。今と比べてわざと稚拙に描くということであるのだから。しかし、何十回も読んでいるのに、やはり、面白い!(山崎二郎)
2010.2.28.update

