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BOOK

『「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄』原 武史/発売中〈講談社〉

 僕の母校、明治学院大学の教授である著者の鉄道に対する造形の深さ、愛の深さは著作を読むたびに新たな発見をもたらさせてくれます。今作はタイトル通り、政府主導で発展した関東の鉄道に対して、民間が「御上何するものぞ」という気概の元、国鉄と競いながら発展した関西の鉄道の歴史を解りやすく解説しています。中でも〈阪急電鉄〉の気骨ぶりが、国鉄の「大阪駅」に対して、同じ駅なのに敢えて「梅田」とネーミングしたところから始まる突っ張りぶりが清々しい気持ちになります。(山崎二郎)
 


2010.3.11.update

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