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MOVIE

『ファッションが教えてくれること』監督:R.J.カトラー 出演:アナ・ウィンター、グレイス・コディントン,アンドレ・タリー、シエナ・ミラー、他 配給:〈クロックワークス〉 11月7日(土)より〈新宿バルト9〉他全国順次ロードショー

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     (C)2009 A&E Television Networks & Actual Reality Pictures,Inc.All rights Reserved.
 
 『プラダを着た悪魔』のモデルとされた『VOGUE』アメリカの編集長アナ・ウィンターを追ったドキュメンタリー映画。
 
 当然、編集者の端くれとしては、即チェック。
 
 9月号のファッション特集の企画立案から撮影、そして入稿までの制作過程が内容。
 
 合間合間に、ファッション・ショー、パーティ、デザイナーとの打ち合わせなど、多忙極まるアナ・ウィンターの仕事ぶりが。
 
 ドキュメンタリー撮影を許諾したということは、あまりにも憎たらしいキャラとして描かれた『プラダを着た悪魔』へのステイトメントだと思って観たものの。
 
 撮影やり直し、ガンガン企画を却下、デザイナーにもストレイトに直言していくさまは、『プラダを着た悪魔』そのもの。
 
 が、映画の中のインタヴューで「一番の長所は?」と訊かれ、「判断力」と答えるのを観て、当然感が。
 
 仮に彼女が男だったら、いろいろ言われることはあっただろうか?と感じた。むしろ、「切れ者」という評価になったのでは?
 
 判断するには、自分の感性、ビジネス感に圧倒的な自信がなければできない。
 
 加えて、電話帳(死語?)より厚いとされる、ファッション特集号の全体を俯瞰して見ることは、気の遠くなる力量。
 
 まさに、「生涯現役」。
 
 パートナーとして、20年以上アナ・ウィンターの下でクリエイティヴ・ディレクターをおこなってきたグレイス・コディントン。
 
 彼女が、500万ドルかけたページが使われないままになるのか?という過程がもう1つの見どころ。優勝なスタッフが、アナ・ウィンターの名声を高めていることも確認した。(山崎二郎)

 


2009.7.20.update

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